自粛明け一本目ライブは、
お陰様で、盛況にてリハビリライブを終えることができました。
どないなることかと思ったけど、気の知れた面々が駆けつけてくれ感謝しかない。
この2ヶ月は人前で歌って無かったから、家庭以外で私の居場所があることをすっかり忘れてた。ほんと、楽しい時間でした。
今週はもう滅茶苦茶やった。
月曜日の午前8時、普段電話のやり取りをしない兄貴からの電話。
嫌な予感しかしない。
それは予感を上回る嫌な知らせで
身支度を済ませて旦那と河内長野の実家に向かうと、警察官が数人来ていて、後に検死官が来て…
母が自宅で亡くなっていた。糖尿病の合併症で透析もして、他にも年齢的な不調は随所にあったけど、それにしてもあまりに突然だった。
コンロには大鍋に、あとはルーを入れるだけ、という状態の大量のカレーが仕込まれていて、事実、突然だった。
私はやたら喉が渇いた。体が緊張していたのだと思う。火曜はお通夜、水曜はお葬式・初七日、と、心はぐちゃぐちゃのまま現実は進んで行った。
からのライブ…
はっきり言って自信がなかったのよ。こんな状態で人前に立てる気がしない。何を見ても母との思い出にリンクして、ボロボロでしたから。
だから、店主とmarcoさんには母のことで精神的に不安定であることを伝えておくことに。言うべきじゃないような気もしたけど、行き届かない振る舞いをしてしまいそうな気もしたから。
marcoさんはメールを見て、気合が入ったらしく、自分がなんとか盛り上げてやる!と思ってくれたのかな、実際ライブは圧巻だった。クオリティは高いし、彼女にはパワーがある。
会場がピアノと歌声に包まれ、みんな子供のように聞き入っていた。トークもチャーミングで、下ネタも面白おかしく話せるmarcoさんは女神だわ。ずっと聴いていたい音楽。marcoさん好きだわ。
まだまだコロナの影響で敬遠されているライブに、久しぶりだからと駆けつけてくれた面々との笑顔の再会で、月曜日から続いていた喉の渇きは治まり、終始エンジョイできた次第です。不思議と、普段よりもリラックスできたんです。
ほんと感謝しかない。
だって、会いに来てくれる人がいるんだぜ、おいら。
だから、
安心してね、お母さん。
私は幸せもんだから。
今まで本当にありがとうやで。